2020年02月28日

墨田区国民健康保険運営協議会

被保険者を代表する委員(町会自治会関係者)、保険医・保険薬剤師を代表する委員(医師、歯科医、薬剤師)、公益を代表する委員(区議会議員)被用者保険者を代表する委員(健保組合関係者)などで構成される墨田区国民健康保険運営協議会が開催されました。

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令和二年度の国民健康保険の基準保険料率改定(保険料率、賦課割合、賦課限度額)について、算定の根拠となる資料をもとに質疑応答を行い、審議結果を区長に答申します。今年度の会長はわたくし坂井ユカコ、職務代行者ははねだ福代議員です。

国保事業は高齢者、低所得者などの受け皿としての役割を果たす一方、増加する医療費を負担していかなければならず、被保険者の減少や高齢化等、多くの課題を抱えています。大枠は理解しているものの大変複雑な仕組みです。事前に勉強して臨みました。

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posted by 坂井ユカコ at 06:49| 東京 ☀| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする

2020年02月21日

口腔ケアは現役世代から

本所歯科医師会主催の地域包括ケア講演会に、参加させて頂きました。

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テーマは、オーラルフレイル・口腔機能から考える「食べること」

スピーカーは、一般社団法人海老名市歯科医師会のオーラルフレイル・在宅介護担当理事であり、日本歯科大学客員教授、神奈川摂食嚥下リハビリテーション研究会会長の石井良昌先生

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当日は三師会ほか、地域包括ケアのスペシャリストの皆さまが大勢ご参加されておられました。専門的な内容もありましたが、動画などを使って私たちにも分かりやすくご説明頂きました。ありがとうございました。

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海老名市では55歳から

オーラルフレイルの概念として、まずは、①口の健康への意識の低下から、歯周病などで歯の喪失リスクが高まり、次に②噛みきれない食材が増加したり、むせたり食べこぼしといった口の些細なトラブルが連鎖していきます。

この辺りまでなら介護予防による対応で改善することは可能だそうです。

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そのような状況が続けば、③口腔内は不潔な状態になり、口の中が乾燥。唇や舌の機能低下(味も分かりにくくなるそうです)や、嚥下機能が低下します。低栄養状態に陥り、フレイルが重症化。もう、ここからは殆ど取り返しがつかないそうです。

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75歳からフレイル検診が導入されたとしても、フレイルへ向かう坂道はすでに始まっており、70歳頃にはには、自立度の変化はだいぶ進んでいるから、それより前段階の、現役世代から歯科治療や口腔ケアを行うことが重要であるとの、石井先生のご説明に納得。

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死ぬまでの何年かは、人様のご厄介になるとしても、それまでより長い期間、健康で自立した生活をするために、お口の健康はとても大切だと痛感しました。

あわせて「舌」や唇が、食べる力に大きく影響することも改めて痛感。前述のフレイル概念の段階②で、口や舌が乾燥すると、味も分かりにくくなってしまいます。(実際に舌を拭いて乾いた状態にして食べ物を舌に乗せてみると我々にもその違いが分かります)

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また、食べ物を咀嚼する時、舌はくぼんで食べ物を包み、ねじれて食べ物を歯の上に乗せ、膨らんで食べ物を歯の上に保持したり、重要な役割を担います。

ダイエットのために、ご飯を30回噛んでみたとき、米粒は噛み砕かれどこかに消えてしまうように感じるけれど、小さくなったご飯粒は舌が動いてまた歯の上に戻ってくると感じた事があります。その時は何とも思わなかったけれど、舌のなせる技です。

元気な高齢者と宴席で一緒になると、いつも大きな口を開けて、美味しそうにご飯を食べる姿に感心していますが、中では舌や歯が、動きをしているんだな、と、こうしてご説明頂き、よく理解できました。

また、サルコペニアについて。加齢で筋肉量が減り、歩くスピードが遅くなったり、杖や手すりが必要になるなど、身体機能の低下を起こさないための食生活も、非常に興味深かったです。

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このたびの有意義な講演会を拝聴し、私自身、少し苦手な(すみません汗)歯医者さんで、口腔チェックをして頂かなくては、と反省しきりでございます。

地域包括ケアに携わるスペシャリストの皆さまの活躍で、区民の健康は守られています。心から感謝申し上げます!

posted by 坂井ユカコ at 22:58| 東京 ☀| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする

2020年01月25日

知育、体育、徳育の根元に「食育」あり

先日、指導者を務める消防少年団で保護者ママから映画上映会のチラシをいただき、映画 いただきます の自主上映会にお邪魔しました。

映画では、福岡市にある高取保育園を主な舞台に、日本人の体を作ってきた「日本の和食」、日本古来から受け継がれてきた和食の大切さを問いかけています。

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● 知育、体育、徳育の根元に「食育」あり。

高取保育園では毎日子供たちに、いわゆるマクロビオティック(動物性のもの、特に肉はあまり食べず、無農薬・自然農法の穀物や野菜を中心とした食事をとること)の給食を作って出しています。肉魚以外で市の指導する栄養値をクリアするため試行錯誤する中で、農耕民族である日本人が古くから食べてきた究極の食の姿が自然と導き出されていきます。
同保育園では、除去食ではなく、日本古来の食で子どもの体をリセット。増え続けるアレルギー園児の解決策を「食」に探り、 アレルギー、アトピーの園児の症状を改善しています。

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● 日本伝統の調味料、味噌。

味噌には、カラダを内側から変える新たな力が、次々と発見されています。「食養生」という言葉がありますが、世界的に見ても癌化を抑える食品の筆頭は味噌(以下テンペ、納豆と続く)であったり、高血圧の予防、動脈硬化の予防、美肌等様々な効果が期待できます。(東大小泉名誉教授より)
味噌の海外への輸出量をみてみると、健康食として人気が高くなっている和食の食材のひとつとして、40年で16倍以上になっています。ところが味噌の故郷日本では、毎日味噌汁を飲むという方はどの位いるでしょう。ヨーグルトやキムチなど発酵食品は数あれど、やはり日本人が昔から食べている「味噌」がなんと言っても究極の発酵食です。

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● 人体の細胞更新速度

人体を構成している細胞は、約250種であり、その更新速度は、各々の組織や臓器によって異なりますが、1日で入れ替わる腸粘膜微細毛、3日で入れ替わる胃粘膜、一か月で入れ替わる皮膚、そして一部生涯更新されない細胞を除いて1年で体の細胞は全て入れ替わります。(google sites)細胞を更新するのは私たちが食べたものです。すなわち今の体は1年前から昨日まで食べたもので出来ているという事。これに私にもインパクトがありました。もちろん反省の意味で。

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● もちつもたれつの皆さん。

いろいろと考えさせられ、反省したり、またこれからの食育について深く考えさせられた映画を自主上映してくださったのは、墨田区内でなかま保育を行う「もちつもたれつ」の皆さま。( https://ameblo.jp/mochitsumotaretsu224/
この機会を頂いた事に感謝申し上げると共に、皆さまの取り組みに敬意を表します。本当に素晴らしい事です!

聞けば自主上映も行えるようです。墨田区の子育て中やプレママ、食育に関わる皆さまにみていただける機会を作りたいと考えていますので、その際は是非この素晴らしい映画をご覧いただきたいと思います。

映画の詳しい内容、新作情報等はホームページをご覧下さい。( 

http://itadakimasu-miso.jp/

上映会のお土産に頂いた味噌玉。
もちつもたれつの皆さんの愛情が詰まってとても美味しかったです!

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posted by 坂井ユカコ at 10:08| 東京 ☁| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする

2019年12月31日

2019年もあとわずか

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令和元年も残すところあとわずかとなりました。
この1年は私にとって忘れられない年。特に4月の統一地方選挙で2638票をいただき二期目の当選を果たす事が出来た事、皆様と一緒に流した汗は、一段と思い出深く、達成感に満ちて、日々の議員活動に励みました。

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一方プライベートでは、長年家族の一員であった愛猫トッポを見送りました。ペットはいつも、生の最後の瞬間に、家族に人生で最も大事なことを教えてくれます。残る気持ちは感謝です。

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令和元年度、会派副幹事長、行財政改革特別委員会委員長、秋には決算特別委員会委員長を拝命しました。議会活動に多忙を極めながらも、これら様々な議論を通して、私自身、墨田区の課題をさらに実感しているところです。

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これら山積する課題を一つひとつ解決へ導くべく、引き続き一所懸命頑張ります。
日々の暮らしでお気づきの事、不思議に思う事など、些細な事と思わず、どうぞお気軽に、坂井ユカコにお申し付け下さい。

本年中のご厚情に心より御礼申し上げますとともに、明くる年も変わらぬご指導を心よりお願い申し上げます。
皆様には、輝かしい新年を健やかにお迎えになられます事を心よりお祈り申し上げます!
posted by 坂井ユカコ at 12:12| 東京 ☀| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする

2019年12月10日

障がい者支援、自己実現の糧となる「豊かな就労」へ向けて

平成25年から、障害者優先調達推進法が施行され、国や地方等においては、物品やサービスを調達する際、障害者就労施設等から優先的・積極的に購入することにより、障害者就労施設で働く方々や、在宅で働く方々の経済面の自立を進める事が求められています。

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◆支援のヒントは、障がい者の仕事内容を知る事から

昨年9月、墨田区障害者福祉課が地元クリエイターと取り組む福祉作業所の商品開発支援プロジェクト「すみのわ」が、展示会を行いました。

この展示会では、区内福祉作業所とクリエイター、区内ものづくり事業者がコラボし、ものづくりのまち、すみだの上質な端材を使ったノベルティ(記念品や返礼品)を提案しました。

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日頃から「すみのわ」を応援する立場として、SNS等で展示会を紹介したところ、早速事業者から展示会中に記念品の注文が入り、実際に記念品を受け取ったお客様からも趣旨に賛同する声が寄せられたと聞きました。福祉作業所の存在を広く知って頂くことがいかに重要であるか、こうしたやり取りから痛感しました。

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障害者福祉課主催で8月に開催された、「私たちの仕事を紹介します」展示会では、各福祉作業所のサービス内容、1日の対応可能量、1回の受注可能数、納期過去の実績や注文する場合の連絡先がわかりやすく掲載された「発注作業所一覧表」が配布され、福祉施設で日頃行なっている仕事がわかるだけでなく、障害者福祉の現場を応援するヒントを具体的に提供する、踏み込んだ取り組みとなりました。

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現在、「発注作業所一覧表」のような情報は公開されておらず、入手ができません。墨田区Webサイト上にも存在しません。私からはまず、Webサイトへの掲載等、福祉作業所にお願いしやすい体制を構築するよう、要望しました。


とはいえ、福祉作業所の仕事を知って頂き、注文が増えるだけでは解決できない課題がいくつかあります。


◆受注調整をする役割が必要

現状、福祉作業所全体の作業状況を把握し、コントロールする立場を担う場所はありません。そのため、せっかく各作業所へ作業を依頼しても、施設の受注状況によっては、せっかくの依頼が引き受けられない事もあり、本当に勿体無いことをしています。

注文を共同受注できたり、受注調整をすることができる役割を担う場所があれば、それぞれの施設のキャパに合わせて仕事を分散させ、工賃が高い案件、大きい案件が来た時も、注文を受けられるようになります。(区には福祉作業所ネットワークという会議体がありますが、こうした役割と責任を負うのは難しい現状です。)

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◆工賃アップが求められる現場

平成19年に「工賃倍増5カ年計画支援事業」を厚生労働省が策定したものの、工賃は微増に留まり、倍増は達成できず、十分な成果は出ませんでした。

工賃が倍にならないのはなぜでしょう。

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平成29年度の就労継続支援B型事業所の平均工賃は、15,603円です。

区内福祉作業所で受注する作業のほとんどは、1工程=1円以下で、多くの作業所で担っている仕事は、1工程=25銭です。

この現状で国が目指す工賃倍増計画を実現しようとすると、障がい者は、なんと2.4秒に1回のペースで、仕事をこなさなければなりません。健常者の我々でもこなせないこのスピードを、彼らに求められるでしょうか。


前述したふたつの展示会には、皆様に障がい者の仕事を知って頂き、意義をご理解頂きたい、障がい者福祉への支援として、少しでも良い工賃の仕事を頂きたい、という現場の切実な願いが込められているのです。


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現在東京都が掲げる「工賃向上計画」も現在進行中です。

私は、障がいをお持ちの方が自己実現するうえで、その糧となる「豊かな就労」のために、下記3点が必要であると考えます。

① 障がい者就労支援の周知・啓発、活動の見える化
② 工賃水準向上への支援、趣旨に賛同する新たな取引先開拓への支援
③ ①、②を実現するための場所(共同受注・各支援施設への作業分配・営業活動等)

先の区民福祉委員会において、他区の先進ビジネスモデルも参考にしながら、今後さらなる支援を強めるべき、と訴えたうえで、会派からの重点予算要望として提出いたしました。


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◆先進ビジネスモデル紹介 ~世田谷区~

世田谷セレ部という経営ネットワーク(NPO法人)が、区の委託で共同受注窓口を運営しています。同NPO法人が地域の経済団体に加盟し、企業による障害者施設見学の積極的受入れや製品カタログ作成で民需の増進を図っている。

福祉作業所等での内職にとどまらず、公園や屋内の清掃作業や、落書き除去等、受注メニューも多彩で、平成26年度の調達実績額は約1億637万円を実現しました。

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◆区ホームページで、積極的活用を啓発 ~世田谷区~
世田谷区障害者優先調達推進方針を定め、調達実績も公開しています。


このたびの投稿に際して、すみのわ関さん、三田さんに取材協力頂きました。
心から御礼申し上げます。

すみのわの作品一例、廃財ボタンを活用したアクセサリーは付加価値と工賃水準向上を実現しています。
(黄色のブローチとピアスは坂井ユカコ私物)

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posted by 坂井ユカコ at 22:37| 東京 ☁| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする