【向精神薬1,200錠の処方…何が起きていたのか】

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勉強会で、墨田区内で発覚した“向精神薬の多重受診・大量処方”の実態を初めて詳細に知り、正直、衝撃を受けました。


例えば——

本来1日1錠、年間365錠でよい薬が、

なんと月平均1,200錠。

年間では200倍以上の量が処方されていたという事例が報告されています。


これは単なる「不思議な現象」ではありません。

● 貴重な医療資源の無駄

● 皆さんの保険料の不正利用

● 社会保障制度の根幹を揺るがす行為

であり、断じて看過できません。


今回、調査・通報してくださった医療機関・薬局の皆さまには、心から感謝申し上げます。





■ 現場が抱える深刻な課題



薬剤師の皆さんからも共有がありましたが、

薬剤師は、どんな処方箋であっても、法律上「調剤拒否ができない」仕組みになっています。

(※明らかに疑いがあっても、制度が薬剤師を守っていない)


そのため、今回のような多重受診が医療機関・薬局を“渡り歩く”形で起こると、現場では止める手段が極めて限られています。


一方、区による給付制限も、

・患者本人と接触ができなければ実質的に止められない

・オンライン資格確認にも制限情報を表示できない

という構造的な問題があります。


つまり、現場は不正を止めたくても止められない仕組みになっているのです。



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■ 私の考え



今回の報告を受け、私は強く感じました。


✔ 国民皆保険は“信頼”で成り立つ制度

✔ その信頼が壊れると、真面目に保険料を納める方が損をする

✔ この問題は「個人の問題」ではなく「制度の穴」の問題


だからこそ、制度側から未然に防ぐ仕組みを作らなければならない。


薬剤師や医師の方々の責任にするのではなく、

・オンライン資格確認に「給付制限情報」を表示

・一定量以上の向精神薬所持に対する法整備

・多重受診の早期検知

・保険者間の情報連携

など、国と自治体が組織的に対応しなければ不正は止まりません。


これは、墨田区だけでなく全国で起きている問題です。

私は、今回の知見も踏まえ、国の制度も含めて対策強化を求めていく立場です。


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■ 最後に



通報しにくい内容にも関わらず、

情報提供や相談に応じてくださった皆さまに改めてお礼申し上げます。


“声を上げた人が損をしない社会”

“真面目に生きる人が報われる制度”

を守るためにも、この問題にはしっかり取り組んでいきます。


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