【都有地活用】東駒形保育園建替え、仮園舎は駒四の職安跡

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11月に横川に完成した新庁舎「すみだ保健子育て総合センター」に移転することになった本所保健センター。
同保健センター裏にある区立東駒形保育園が老朽化などにより、再整備されることになり、建替え中の保育園仮園舎が、東駒形4丁目職安跡地(都有地)に決まりました。

かつてはここに職業安定所があり、戦後の失業対策(救済)事業により、多くの失業者の生活安定が図られたことから、職員と町の人でお稲荷さまをお祀り、「駒四出世稲荷」と呼ばれ、定職に就くことができたお礼参りの場所となっていたそうです。
職安が撤退してからも出世稲荷は、定期的に初午行事などが行われるほか、敷地の除草など、地域で大切に守られてきました。
このたび跡地の活用を前に進めるため、地域の皆さまによる協議により、東京都、墨田区の関係者も参列し、然るべき方法でお稲荷さまをお返し、お社も解体しました。

東駒形保育園の移転については、議会報告ののち、地域に説明していくとのこと。
移転先の出世稲荷周辺にお住まいの方々にヒアリングしたところ、これまで30年ちかく放置されていた雑草だらけの空き地が、何らかの形で活用されることに期待する意見が非常に多いです。
私からは、仮園舎設置期間(3年半)が終わり、保育園が元の場所に戻った後この場所が、また雑草だらけの空き地に戻ってしまっては元の木阿弥、これを足がかりに3年半の間に継続的な活用ができるよう、都と調整して欲しい、と求めました。

また、職安跡地も、本所保健センターも、都有地を区で使う場合、区は都に対してお家賃を払う上にこの用途で使ってくださいね、という「用途指定」という足枷がつきます。
借りることは財政支出は少なく済みますが、取得(購入)することにより、その時々の行政ニーズに合わせた活用が自由にできるようになります。
行政需要も目まぐるしく変化する中、持続可能な行政運営のため、私は、区内の魅力的な都有地は、ぜひ取得して有効活用すべきと要望、区は、本所保健センター跡地や職安跡地取得への前向きに調整していくとの答弁を得ることができました。

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