【能登地震】支援物資が輪島市へ向け出発〜公務員の胆力〜

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東京都トラック協会墨田支部の協力を得て、墨田区職員がエアベッドや大人用オムツなど、避難所で必要とされる物質を携え、輪島市支援へ出発しました。
同様の支援は2016年熊本地震の際にも行われています。(写真は熊本出発の様子)

各自治体には、災害が発生した時、職員や各関係機関が対策や復旧を正しく迅速に行うことで、住民の生命財産を守るため、災害対策基本法に基づき、各種防災計画を策定しています。

震災直後、墨田区は、防災計画で災害協定を締結している自治体に連絡しました。ところがその自治体からは「被害が少ないため支援の必要は無い」とお断りされたそうです。
その後も、何か役に立てることは無いかと定期的に連絡するうち、「うちは不要だが、輪島が大変なことになっている。ぜひ自分たちと一緒に輪島を支援して欲しい」と仲立ちをする自治体が現れ、このたびの支援物資輸送に至ったと伺いました。


被災自治体の職員さんは、これから復興計画など、重要な仕事に立ち向かい、非被災自治体の職員さんは、罹災証明や避難所運営など、枝葉の支援に入ることになると思います。

災害時にこそ公務員の胆力が試されるなぁ、と毎回痛感します。
今回は墨田区から、必要な方に必要な支援が届くことになり、本当に良かったと思います。諦めずに連絡を取って下さった職員さんに、心から感謝申し上げます。

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