【日本初】賃貸の「相撲部屋」旧言問会館をリノベーション
活用されていなかった場所が息を吹き返します。
旧向島言問会館(墨田区向島2)の改修工事が完了し、内覧会に参加しました。
▪️旧向島言問会館とは
旧向島言問会館は、かつて区役所の支所のような役割の建物であったそうですが、議会議事録から少なくとも平成16年(なんと20年前)辺りから廃止が議論されていたようです。
その間も、旧言問会館では、廃止まで、細々と2階の長寿室、3階の読書室だけが使われていましたが、地域でもその場所に区の施設があるということをほとんどの人が知らないという状況でした。
公共施設の現状を公表する「公共施設白書」を作成、伊豆高原荘に代表される区の遊休資産を少しずつ整理してきました。
そしてついに、向島言問会館は令和3年4月に廃止され、翌令和4年3月に(株)東銀リアルエステートへ売却されました。
▪️日本初!賃貸の「相撲部屋」
なんとリノベーションで出来上がったのは「相撲部屋」。
部屋開きに苦労している親方に、完成された「相撲部屋」を賃貸物件として活用するそうです。おそらく日本で初めてだと思います。
▪️支所としての分離動線が奇跡の親和性
元々、支所兼集会所として使われていた旧言問会館は、職員が出入りする動線と、区民が利用する動線が完全に分離されていました。
ところが、この一見使いづらい完全分離の動線は、「相撲部屋」を作る上ではこの上なく素晴らしい働きに代わります。1階は地域に開かれた相撲部屋として、2階は力士たちの部屋(大部屋と個室)、3階は親方専用の住居として、それぞれ別々出入りができる構造になりました。
また、古い建物ならではの堅牢な構造、ゆったりとした廊下や階段も、大型な力士達には具合よく。
▪️浅香山部屋が協力
以前、浅香山部屋(墨田区緑4)を(株)東銀リアルエステートが建てたご縁から、この新たな相撲部屋には、浅香山親方が随分助言してくださったとのこと。おかげで必要な機能が全て備わった「今日から使える相撲部屋」になりました。
▪️部屋付き親方と折衝中
(株)東銀リアルエステートご担当者さまの話では、現在複数の部屋付き親方から問い合わせがあり、どなたにお貸しするか調整中。「賃貸物件ですが、地元に根付き、長く使っていただきたいので、じっくり決めたい」とご担当者さま。
この場所で、活気ある朝稽古の声が、そう遠く無い日に聞けそう。とても楽しみです!
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