東京2020大会で東京音頭を踊らせて頂きました
このたび中野の鳳蝶会(あげはかい)鳳蝶美成家元(あえて親愛を込めて瀧田くん)からお声かけいただき、東京2020大会閉会式にキャストとして参加、東京音頭を踊らせて頂きました。
すみだ錦糸町錦糸町河内音頭大盆踊りには長年ステージに「鳳」「蝶」「会」の提灯を掲出いただき、彼が立ち上げた中野駅前大盆踊りを私たちが応援し、10年来交流しています。
貴重な機会を頂けたことに、感謝申し上げます。瀧田くん、ありがとうございます!
ゲスト枠数名、墨田区からは盆おどらー大先輩と私の2人が参加です。盆踊りが盛んな墨田区代表として、一生に一度のこの機会、すみだの風物詩を発信したい! 相談して花火柄の反物を買い求め片身違いの浴衣を仕立て、閉会式に臨みました。
地元墨田区(荒川区・台東区)の松島みどり代議士も議連を結成し、実現を切望していたオリンピックで盆踊り、日本が誇る風俗を世界中に発信する事ができ大変嬉しい気持ちです。
閉会式準備から徹底した感染対策で、我々キャスト含む大会参加者は守られました。また何度もリハーサルを繰り返し、オペレーションを確かなものにする中で、作り手の思いや、現場に関わる方々お一人お一人が誇りを持ってセグメントに当たられている事を知りました。
私が目の当たりにしたのはほんの一部に過ぎませんが、こうした表に出ない多くの方々の弛まぬ努力の上に五輪が開催できている事を痛感しました。
最近私は浴衣に袖を通すと、死んだ婆ちゃんにとても似ていると感じるようになりました。花火も盆踊りも、あの世へと帰る霊を送り出すための宴と言いますが、時代が移り変わり、風習やしきたりが違っても、故人を偲ぶ心は、普遍なものであります。
これまで準備で大変お世話になったスタッフの皆さんに拍手で送り出され、競技場へ。
挑戦を終え、緊張から解き放たれた選手の皆さんの笑顔、ボランティアの皆さん。残り少ないこの時間、お互いを讃えあう姿に、感無量。泣きそうでしたが、涙を最高の笑顔に替えて、精一杯踊りました。
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