2020年12月01日

11月議会 代表質問 ⑤ 地域力向上と芸術振興について

11月26日から、墨田区議会11月議会が始まりました。
決算特別委員会が終わり、即11月議会準備と慌ただしく過ごしておりますが、今定例会で、会派を代表して、本会議質問の機会を頂きました。大要6点、8000文字の質問を、数回に分け、投稿させて頂きます。


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大要5点目は、地域力向上と芸術振興についてです。


まず、町会自治会支援について伺います。

先の決算特別委員会において、墨田区町会・自治会会館建設等補助金に関するわが会派沖山議員、藤崎議員の質問に対して、法人化されている、いないに関わらず全町会自治会を補助対象とする、との答弁がありました。この事を地縁団体の財産を守る観点から、評価いたします。


地縁団体の認可制度を推進する過程であっても、町会会館の老朽化は同時に進行します。①今後申請が増加する事が予想されますが、区としてどのような対応を考えているのか伺います。


デジタル化について、町会自治会支援の視点からも伺います。

行政、学校と、デジタル化が着々と進むなか、同じように地域にもデジタル化が求められます。②人々が集まる拠点としての機能が向上し、住民の自主と連携による地域コミュニティ活動の推進に資する。デジタル化の環境整備に、区として支援を考えていることがあればお答えください。


続いて、北斎を通じた交流について伺います。

わがすみだ北斎美術館とクラクフ日本美術技術博物館“Manggha”館との友好協定から1年を迎えました。先日講演が開催され、周年記念展示「クラクフ ドラゴンとドラゴン」も始まり、北斎を通じた本区との交流は順調です。

①まずは参加された山本区長から、感想とポーランド及びクラクフ、“Manggha”館との友好について、今後の展望やお考えを伺います。


本区では、北斎生誕260年記念事業として、9月に「北斎ゆかりの地を巡るリモート旅」、先月10日に、技術を駆使したリアルとリモートの同時進行で「記念シンポジウム」が開催されました。

私も画面越しに、参加者相互の即時性あるコメントを拝見しながら、コロナ禍にあっても、アートを通じて日常の属性を超えて交流できる事に、改めて葛飾北斎という絵師の求心力に感心した次第です。

②そこで区長に伺います。今回の記念事業実施によってどのような効果があったか、今後の取り組みにどのように生かしていこうと考えているのか、ご所見を伺います。


先般フランスでは、北歳の未公開作品103点が発見され、収蔵した大英博物館がウェブサイトで作品を公開し始めたことが、世界で大きな話題になっています。

③フランスも、ポーランドも、小布施も、本区と北斎でつながっています。区長には強い意気込みで、北斎イヤーにあたるこの機を逃すことなく、ワールドワイドな取り組みを期待します。区長は今後、北斎プロモーションをどのように展開されようとしているのか、伺います。


(区長答弁)

5 地域力向上と芸術振興について

(1)町会・自治会支援について

第一に、町会・自治会会館建設等補助金は、町会・自治会の法人化の有無に関係な く補助対象としており、令和2年度から補助金額を一部拡充しています。今後の申請 予定を把握するため、全町会・自治会に確認しており、これに対応していきたいと考 えています。

第二に、地域のデジタル化については、現在、町会のホームページ開設経費などを 補助している「わがまち通信局助成金」の見直しを進めており、まずは、町会会館な どのWi-Fi環境を整備する経費も対象とする補助制度へ拡充していきます。この 制度の活用によって、町会会館の機能向上が図られ、これまで以上に地域の高齢者や 子育て世帯など多世代が交流・活動できるよう支援していきたいと考えます。

(2)北斎を通じた交流について

先日、「すみだ北斎美術館」で開かれたポーランド「日本美術・技術博物館」通称 マンガ館との友好協力協定調印1周年の式典に出席し、記念講演を拝聴してきました。 「マンガ館」は、日本の美術品収集家フェリクス・マンガ・ヤシェンスキ氏の収集品 が所蔵されていて、特に「北斎漫画」を愛していたことから、愛称が「マンガ館」と なったことや、設計は、世界的に著名な建築家磯崎新氏によるものであることなどを 伺い、日本との関わり、「すみだ北斎美術館」との親和性の高さを改めて認識しまし た。本区としても、外務省や駐日ポーランド大使館、ポーランド広報文化センター等 を通じて、「すみだ北斎美術館」を日本とポーランドの文化の交流拠点にしていきた いと考えています。

次に、北斎生誕260年記念事業については、コロナ禍での開催となりましたので、 リモートやオンライン等を駆使し、新しい日常に即した事業としました。記念シンポ ジウムは、80名程度に来場者を制限し、オンラインで生配信しました。これまでに 8,000 名を超える方が視聴し、多くの方から好評を得ています。このような手法を用 いて、工夫を凝らしながら、本区と北斎の関わりを強く全国にアピールしていきたい と考えています。今後も、北斎生誕の地である本区としては、今回の未公開作品の発 見などを好機と捉え、小布施の北斎館や大英博物館と連携し、国内外に向けたシンポ ジウムを開催するなど、情報発信を強化していきたいと考えています。

posted by 坂井ユカコ at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする
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