2020年02月21日

口腔ケアは現役世代から

本所歯科医師会主催の地域包括ケア講演会に、参加させて頂きました。

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テーマは、オーラルフレイル・口腔機能から考える「食べること」

スピーカーは、一般社団法人海老名市歯科医師会のオーラルフレイル・在宅介護担当理事であり、日本歯科大学客員教授、神奈川摂食嚥下リハビリテーション研究会会長の石井良昌先生

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当日は三師会ほか、地域包括ケアのスペシャリストの皆さまが大勢ご参加されておられました。専門的な内容もありましたが、動画などを使って私たちにも分かりやすくご説明頂きました。ありがとうございました。

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海老名市では55歳から

オーラルフレイルの概念として、まずは、①口の健康への意識の低下から、歯周病などで歯の喪失リスクが高まり、次に②噛みきれない食材が増加したり、むせたり食べこぼしといった口の些細なトラブルが連鎖していきます。

この辺りまでなら介護予防による対応で改善することは可能だそうです。

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そのような状況が続けば、③口腔内は不潔な状態になり、口の中が乾燥。唇や舌の機能低下(味も分かりにくくなるそうです)や、嚥下機能が低下します。低栄養状態に陥り、フレイルが重症化。もう、ここからは殆ど取り返しがつかないそうです。

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75歳からフレイル検診が導入されたとしても、フレイルへ向かう坂道はすでに始まっており、70歳頃にはには、自立度の変化はだいぶ進んでいるから、それより前段階の、現役世代から歯科治療や口腔ケアを行うことが重要であるとの、石井先生のご説明に納得。

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死ぬまでの何年かは、人様のご厄介になるとしても、それまでより長い期間、健康で自立した生活をするために、お口の健康はとても大切だと痛感しました。

あわせて「舌」や唇が、食べる力に大きく影響することも改めて痛感。前述のフレイル概念の段階②で、口や舌が乾燥すると、味も分かりにくくなってしまいます。(実際に舌を拭いて乾いた状態にして食べ物を舌に乗せてみると我々にもその違いが分かります)

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また、食べ物を咀嚼する時、舌はくぼんで食べ物を包み、ねじれて食べ物を歯の上に乗せ、膨らんで食べ物を歯の上に保持したり、重要な役割を担います。

ダイエットのために、ご飯を30回噛んでみたとき、米粒は噛み砕かれどこかに消えてしまうように感じるけれど、小さくなったご飯粒は舌が動いてまた歯の上に戻ってくると感じた事があります。その時は何とも思わなかったけれど、舌のなせる技です。

元気な高齢者と宴席で一緒になると、いつも大きな口を開けて、美味しそうにご飯を食べる姿に感心していますが、中では舌や歯が、動きをしているんだな、と、こうしてご説明頂き、よく理解できました。

また、サルコペニアについて。加齢で筋肉量が減り、歩くスピードが遅くなったり、杖や手すりが必要になるなど、身体機能の低下を起こさないための食生活も、非常に興味深かったです。

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このたびの有意義な講演会を拝聴し、私自身、少し苦手な(すみません汗)歯医者さんで、口腔チェックをして頂かなくては、と反省しきりでございます。

地域包括ケアに携わるスペシャリストの皆さまの活躍で、区民の健康は守られています。心から感謝申し上げます!

posted by 坂井ユカコ at 22:58| 東京 ☀| Comment(0) | 区政情報・議員活動 | 更新情報をチェックする
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