29年度予算(その6)区役所通り3年計画でバリアフリー化
すみだ北斎美術館オープン、両国EDO-Noren(旧両国駅舎のリニューアル)、この秋には両国公会堂跡地に刀剣博物館、あわせて旧安田庭園改修、そして2020には都区連携のビッグプロジェクト「両国リバーセンター」。
2020東京オリンピック・パラリンピック開催を中心に、本区にさまざまなモノと出来事が集まりはじめたことを実感しています。
時を同じくして、墨田区交通バリアフリー道路特定事業計画のネットワーク道路のひとつである特別区道墨109号線(区役所通り)が、だれもが移動しやすく、安全で安心な、ふれあいのあるバリアフリーのまちづくりを基本理念に、段階的に改修されていきます。
昨年度は、計測や設計を行い、いよいよ本年度から工事に入ります。
工事期間は本年度から平成31年度までの3カ年計画で、工事内容は、
①歩道の拡幅(2.5mから3.5mへ)
②バリアフリー化
③自転車専用レーン設置
④街路樹植え替え
です。
工事計画は図の通りで、本年度は北斎通りの整備とあわせて約3億円の予算が計上されています。
議員になって初めての本会議一般質問で私は地域からの要望を受け、大型化・老木化した街路樹について、地元住民の落ち葉清掃の負担や、剪定回数が増えることによる負担(年2回の剪定が必要な区役所通りでは1000万円発生)などを鑑み、計画的な樹種変更を検討すべきと申し上げました。答弁では、低木で、幹が太くなりにくい樹種に変更した場合、剪定費用は約7割削減できるとのことでした。
高度成長期の 緑化対策と、公害対策に 50年貢献した大型街路樹に、感謝しながら、春には白やピンクの花をつけるシトツバタゴやツツジが新たな癒しを感じさせてくれることに期待したいと思います。
バリアフリー化に関しては、簡単に申しますと、歩道と車道の高さが同じになります。車道が盛り土して上がってくるイメージです。また最近では、自転車専用レーンも随分増えて、慣れるとかなり快適です。歩道も広がり、車いす等での通行も容易になり、快適な歩行環境になることを期待いたします。
工事は段階的に進捗してまいります。
周辺の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
この記事へのコメント
墨田区は新大橋通り迄有るけれどもこちら側は眼中に内というのか?
それとも議員に力が無いからなのか?
納得が行かない!!