近隣町会、商店会が区長に要望書を提出

7.jpg

8.jpg

過日、本所吾妻橋駅周辺浅草通りにおける安全な交通環境に関する要望書を
近隣町会長、商店会長とともに、山本区長、樋口区議会議長に提出させて
頂きました。


10.jpg

この要望は、平成24年5月の東京スカイツリー開業に伴い、台東区上野
浅草方面から墨田区への玄関口であると同時に、東京スカイツリーへの
有力な通り道のひとつとなっている浅草通り・本所吾妻橋駅の東西に伸びる
自転車駐車場(以下駐輪場)を改修することにより、誰もが安心して移動が
しやすい、浅草通りの交通環境を実現するというものです。


本所吾妻橋駅都営地下鉄出入り口周辺の駐輪場

2.jpg

4.jpg

3.jpg

1.jpg

(以上5点の画像はgoogleより引用)

駐輪場は、当時、駅前周辺の交通量が比較的少なかったことから、歩道の一部
を活用する形で平成2年に開設されました。十分な駐輪スペースと同時に、
安全な歩道を確保するため、駐輪場設置箇所は植栽の奥行きを約半分に改良し
細い花壇を設けたそうですが、現在駐輪場は、自転車形状の多様化も影響し、
登録自転車は白線から大きくはみ出し、歩道を狭くしています。


6.jpg

また、駐輪開始位置が地下鉄出入り口と至近なこと、曜日で資源・ゴミ集積所
が出現することもあり、地下鉄出入り口周辺では特に歩行者と駐輪場利用者の
交錯する大きな原因となっています。


5.jpg

花壇や植栽の移動、駐輪エリアを移動するなど、スペースの改善・工夫で、
登録者の利便性に配慮しながらも、歩行者の安全確保を行うことを要望すると
同時に、駐輪場が設定されていない区画に関し散見される未登録の放置自転車
に関して、錦糸町駅などですでに運用されている時間駐輪場を将来的には拡充
する必要もあることをお伝えしました。

本来ならば、駐輪場は歩道にあるべきではなく、第三回定例会で駐輪場の移動
を要望しましたが、駅周辺には遊休地が少なく、ただちに移動は難しいという
答弁から、緊急対応という意味も含めて、今回の要望となりました。
(もちろん今後も駐輪場候補地を模索していく姿勢に変わりはありません)

5年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック開催により、一層の来訪者
の増加や地域の活性化を見込んでいるわが区においても、あらゆる方法で、
高齢者、障害者、その他の、歩行者の円滑な通行を確保すべきです。

地域の要望に対し、区と都で、実現へ向け協議が始まります。

9.jpg

この記事へのコメント