1/14 地蔵汁粉無料接待ご来場御礼

1月14日は、地蔵しるこ無料接待。
我が東駒形二丁目にあるお地蔵さん、篠塚子育地蔵尊の講と地蔵共栄会商店会加盟店で、
毎年1月14日、無料で地域のみなさんにお汁粉を振舞います。

地域のみなさんへの感謝と、地元商店を利用して下さいという願いを込めたお汁粉は、
近隣の方はもちろん、在勤のみなさんから偶然そこを通りかかった方まで、みなさんに
声を掛け、縁起ものとして振舞っています。

ここ数年は近隣にたくさんできたゲストハウスからの外国の方も多く、下町の文化と
日本の食文化に触れあう貴重な行事になっています。

去年この時期大雪が降りました。覚えていますか?
もちろんお汁粉無料接待は開催しました。
成人式の晴れ着が雪に濡れて可愛そうだったなあ。(下記は昨年記事)
http://sakaiyukako.seesaa.net/article/314131007.html

地蔵汁粉無料接待で出されるお汁粉に入っているお餅は、篠塚子育地蔵尊にお供えした
大鏡餅を鏡開き(11日)して、のし餅に加工したものです。

鏡餅は、文字通り神事に使われる鏡(お馴染み牛島神社や明治神宮など神社の昇殿には
色や形は違っても必ず鏡が置いてありますよね)に由来するもので、お飾りなどにも
すべて意味があり、鏡餅を神仏に供える正月飾りをお供えするのは日本の伝統です。

お供えした鏡餅は年神さまがいる松の内(1月7日~15日※地域により異なる)終了後、
鏡開きしていったん水(湯)で鏡餅を戻し、平たい「のし餅」に加工して食べます。
鏡餅には年神さまが宿っているので、鏡開きしたお餅を食べるとその年は無病息災で
過ごせるといわれ、縁起ものなのです。

・・・という話をしても
お子さんには「おかあさんが人からもらった物たべちゃだめって」
大人には「おひるごはん食べてお腹いっぱいだから」
など、さびしい反応もされるものです。
めげずに「お汁粉食べていいか聞いといで」「縁起ものですから遠慮なさらずに」
と呼びかけております。

昔からの風習や伝統にはすべてそれなりの意味があります。
できれば、簡素化せず、続けていきたいものですね。
みなさま、お正月太りが気になっても、鏡開きしたお餅は頂きましょう!

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